歌劇「ノンノ」公演の概要

1.主催
 歌劇「ノンノ」公演実行委員会
 ( 委員長:浅里慎也  委員:三部安紀子、南出薫、井出祐子、原子修、八木幸三)
2.共催
 札幌市教育文化会館(札幌市芸術文化財団)〔Kyobunオペラ〕
3.日時 2021年 8月22日(日)13時30分開場  14時開演
4.会場 札幌市教育文化会館 大ホール (S席8000円、A席6000円、B席4000円)

5.公演の趣旨
 札幌でオペラ活動をしている人々が共同して地元発信の市民オペラを公演する。
 作品は小樽在住の原子修の叙事詩「原郷創造」(平成27年度北海道新聞文学賞作品)を作者自身が歌劇「ノンノ」としてオペラ台本化。ノンノとは縄文語で花を意味する。その台本に基づき札幌在住の八木幸三が作曲したもの。
 独唱者、合唱、管弦楽、バレエ、制作スタッフは全て札幌市並びに同市近郊に在住するものとし、地産地消の舞台公演として地域文化に貢献する。

6.作品の概要
 全4幕日本語(字幕付き)、上演時間約2時間
 独唱者約20人、混声合唱、バレエ、管弦楽(約30人)による編成
【あらすじ】
  ノンノ(花)は海薔薇(ハマナス)の花から生まれた不老不死の美しい乙女。言霊人(ことだまびと)としての使命にめざめ、万民の幸(さきわ)う郷(さと)を創造すべく、縄文人の群(むら)で地・水・火・風の祖霊たちの言葉を取り次ぐ。
 若く逞しい若者ユンへのせつない恋心を必死に抑え、大自然の理(ことわり)にそった知恵深い生き方をひろめる。ノンノは、こうして1万年以上も続く大きな争いのない縄文世界を築きあげるが、魔の大妖怪の手先となった弟の手で深傷を負い、心ある縄文人の隠れ里で3000年もの長い眠りにつく。
 やがで傷も癒え、めざめたノンノは祖霊たちから巨大地震・津波の到来を告げ知らされ、隠れ里を出て21世紀人の町に入り、巨大地震・津波に備えるよう説得するが、その甲斐もなく多くの人びとが帰らぬ人となる。
 町の原発事故で全員退去の夜、決心したノンノは新しいユンに想いを寄せる新しい乙女ラーに肉のノンノを托してユンと結婚させ、自らは霊のノンノとなって昇天し、全世界の人びとに失った言霊を取り戻すよう訴えるべく地上から姿を消していく。
【登場人物】
 ノンノ Sp、 ユン(新しいユン)Tn、ラー(新しいラー)Sp
 風の大祖霊、水の大祖霊、 地の大祖霊、 火の大祖霊、 父なる太陽、 母なる月
 海鵜、魔の大妖怪、長老、群人1、群人2、 群人3、考古学者、地震学者

7.公演の基本方針
 (1)作品の内容を多くの観衆に理解してもらうため、できるだけわかりやすい台詞、比較的耳に馴染みやすい音楽とする。台詞には字幕も付加する。
 (2)劇的な展開になるように、アクション、ユーモアなども交えたエンタテナーな演出に努める。
 (3)出演者は、地元で活躍している一定レベル以上のオペラ歌手、合唱団員、バレエ団員を起用する。スタッフも札幌を拠点とする方を起用する。主要キャストは、オーディションを実施し、将来性ある才能の発掘に努める。
 (4)管弦楽はプロ級の地元管弦楽団を用いる。
 (5)舞台は、できるだけ簡素化したものとし、照明、映像などの効果を重視する。
 (6)満席となるような観客動員をはかるため、料金設定に工夫をはかる。
 (7)歌劇を将来にわたり本道に根付かせるため、若い客層への観客動員もはかり、道内の芸術文化の育成に努める。
 (8)多くのメディアを通して広報に努める。

8.制作スタッフ
 原作・台本:原子 修 (叙事詩「原郷創造」より)
 作曲:八木幸三
 指揮:鎌倉亮太
 演出:金田一仁志
 舞踊振付:小泉のり子
 管弦楽:ノンノ合奏団
 合唱:ノンノ合唱団
 練習ピアニスト:水野亜樹子、山田結花、三輪栞
 運営事務局:熊田みゆき、伊藤佐紀

9.キャスト  (キャスト一覧へ)